投稿者「西山雄太」のアーカイブ

グッドデザイン賞受賞:ハリマチヤ(株式会社山弘)

コンセプトの段階から声をかけていただき、植栽、外構と関わったハリマチヤ(株式会社山弘)が、グッドデザイン賞を受賞しました。

ハリマチヤは分譲地向けで、これまでの設計やプランのノウハウを盛り込んだ提案型住宅。
余白をのこしながら、費用を抑えた住宅。今回のこの場所は1箇所だけでしたが、これが分譲地内で増えていけば雰囲気の違う町並みになりそうです。
特に隣同士、向い合せで建てば一軒ではできないプランになって住みやすい分譲地になるでしょう。

詳しくはグッドデザイン賞のサイトで確認ください。
http://www.g-mark.org/award/describe/47846?token=Rrdzu9A7LC

庭用のおすすめの道具:剪定バサミ

道具についてはいつも聞かれることなのでまとめて伝えられるようにしておきたいことです。
いろいろと使ってきて、良いもの使いにくもの、おしゃれだけどすぐ壊れるものなど、いろいろとあるなか、一般の家庭の庭のメンテナンスに関しては新しく買い替えることもないはずなので、1回買うときにハズレを買わないようにしていただきたいところです。

いい道具があれば作業はとてもやりやすく快適になります。

今回は剪定バサミ。

最近メインで使っているのは、播州刃物の剪定バサミ180のサイズ。
これまで切れ味などの違いはそれほど感じたことなかったのですが、これは本当によく切れる。細かい作業も使いやすいのですが、メッキ処理などされていない鉄製なので、おすすめは難しいです。

このタイプのハサミのおすすめは
ARSの120S-7剪定バサミS型7インチ
メッキ処理されているので濡れてもすぐには錆びず、切れ味もまずまず使いやすいハサミだと思います。庭で落としても目立つ色なのもいいですし、メンテナンスもしやすく丈夫で壊れません。今も雨の日や根を切ったりなどの作業では活躍してくれています。
アマゾンや楽天などのネットショップでも購入できます。


剪定バサミとセットにおすすめなのは、ハサミケース。これを腰につけておくと安全に使いたいときにすぐ使えます。
ホームセンターなどで売っている黒いゴムバンドをベルト代わりに使うと着脱が簡単でとても使いやすいです。

Wanted:これからの土を考える実践農場募集

土の仕事をしている中で農業分野で一番多い仕事は教える仕事です。

そんな中困ってることは、自分の実験農場が仕事が忙しくなりできなくなり、
農場がなくなったことです。
実際にどういう技術を使ったら農場の環境が変わり、収穫量や生産性が
高まっていくか。

その変化の過程や、技術の活用での変化などを記録できれば良いのですが、
自分で今から取り組むのは時間的に難しいです。

近くで農業をしている方で、協力してくれる方がいれば、

土壌改良の資材の提供や土壌分析の費用の負担をします。
・リビングソイルで作っている堆肥
・ミネラル資材
・初期の排水対策など環境整備
・土壌分析
・カバークロップ用の種など

条件:
当研究所の土への考え方の理解をしてくださる方。
姫路市近郊で気軽に行ける場所に圃場をお持ちの方
写真や記録などを撮って共有してくれる方。
見学や視察などで見学者を受け入れてくださる方(年1回?程度だと思います)

BLUE CLASS : イベント兵庫教育大学附属図書館

10月にイベントへのお誘いをいただきました。
兵庫教育大学附属図書館が主催のイベントですが、大学内の芝生のスペースでの開催。
いろんな学校の先生が通われる大学なので、大学に通われている先生と、子育て中の
お母さんの予定。

大学の図書館が若手職員の方々で企画して開催するイベントの第1回に呼んでいただきました。
副学長の名須川先生は子育てとESDというテーマで話されます。
Education for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」
子育てと持続的に世界の課題に向かい合う教育とはどんな内容なのでしょうか。
想像して内容を繋げられるように考えておきたいです。

ブルークラスは、青空の下で、ゆったり 本を読んだり、音楽を聴いたり、授業や ワークショップを楽しんだりするための オープンエア・ライブラリーです。第1回BLUE CLASS イベント(主催:兵庫教育大学附属図書館)

台風被害:街路樹の倒木

台風21号の被害。もう一つ実際に見たもので気になったのは街路樹の倒木です。

大阪駅近くを通りがかったときに倒れていた樹高10メートル超のシラカシの倒木。
見たときに根が、鉢周りに少し出ているだけで、土が入っているスペース以外に舗装の下などにはほとんど根が広がっていないようでした。

舗装の下に根が広がると舗装を破損してしまうので、それも問題になりますが、あまりに根が狭い範囲にしかはれないと、このケースのように強風に耐える事ができません。
すべての木ではないと思いますが、このあたりも広い範囲に根が張れるような環境をつくることはしていく必要があります。

街路樹も土の空間をどう残し広く根が張れるようにするか、今のように木の周りに少しずつでは良く無いでしょうね。

台風被害:潮風害

関西の各地で被害が出た台風21号。
以前植裁した神戸のお宅では強風で葉がなくなってしまったり、潮風を受けて刈れてしまったものもありますと連絡があったので、確認とあまりにひどい場合の対策のために行ってきました。

潮風による影響はどんなふうに出るか、実際に確認をしたことがありませんでした。
今回見たところではどの木も同じように水切れと同じように葉の先が茶色くなっていました。

聞いたところによると台風の後、急に葉色が悪くなり、枯れるのではないかと思われたようですが、枯れるほどの傷み方ではありませんでした。

葉の症状を見ると水が切れた症状とそっくりでした。
塩でもまれた野菜などが水分出すのと同じように浸透圧の影響?なのでしょうか。

塩害対策に硫酸カルシウム(石こう)
高木は影響を受けていましたが、低木はそれほど問題はなかったので対策は必要ないかと思いましたが、持っていっていた硫酸カルシウム(石こう)を堆肥に混ぜて少量散布しておきました。

津波のように、海水をかぶってしまった土には塩素、ナトリウムが大量に残ります。水で洗い流すことができる塩素と違い、陽イオンのナトリウムは流れず残りますが、溶けやすい硫酸カルシウムのカルシウムがナトリウムを追い出してくれるので害を軽減することできます。

今回の様子だと、春になれば新しい葉がでてきてくれるでしょう。
連絡もらったときはどんなにひどい状態か心配でしたが、現地で確認して一安心です。

地方都市で建築家ができること:前田圭介さん(建築家)

兵庫県建築士会姫路支部 主催の平成30年度の建築家講演会が姫路であり、lyhtyの黒木さんから誘われて参加してきました。毎年?企画されているようですが、案内を見ることがなく、あまり行けていませんでした。

講師は広島県福山市に事務所を持つ前田圭介さん(UID)。
建築雑誌で良く見ていたのと、造園家の荻野寿也さんとよく一緒に仕事をされているようで、荻野さんの作品が取り上げられるのでよく見ていたので、話を聞いてみたいなと思い参加してきました。

作品を雑誌などで見たことがあるだけで、前田さん本人の話を聞くのは初めてですが、思っていた印象と全く違っていました。取り組まれている仕事の話も、思っていた作品をつくる建築家というイメージではなく、「まちづくりと建築 郷土の根となる建築とは」という講演タイトル通り、なぜ広島県福山市で仕事をしているか、福山市にどんなことができるかということを考えていくつものプロジェクトをされているのに驚きました。

案内にある写真は「とおり町street garden」という人口47万人の福山市の古いアーケードのついた商店街を地元の人達の合意形成を取りながら何年もかけて写真の様に変えたプロジェクトのものですが、このプロジェクトを含め、いくつかはボランティア?に近いような仕事では?と思うようなものが多くありました。

建築家のちからを使って街並みや人の暮らし方、商店街を活性化する。様々なことが実現できる。なかなか他に例は少ないかもしれません。
これは建築家だけに言えることではないかもしれませんが、東京等の都市に人が集まって東京中心に色んな作品をつくる人たちが出てくるだけでなく、地方に才能がある人が残り、それで地方を良くしていく。そんな良い実例の一つを聞くことができました。

ただ、地方でいきなりほかから注目されるようなことを実現できるかというと、それも難しい気がしますが…。
それだけの経験や能力がある人がどう地方に残るか、戻ってきたいと思えるか。 難しそうです。。。

前田さんと同じように自分の力で少しずつ自分の住む街を良く変えていくような取り組みしていきたいですね。

建築知識 2018年7月号(378号)
町×apartment p38~39

姫路マチヅカイ大学 -まちなかの緑を考えよう

昨年まで3年間、姫路市主催で開催されてきた姫路マチヅカイ大学

2016年から参加し始めて、駅前広場の緑を変えていく活動をはじめました。
2018年も協力してくれるメンバーと一緒に進めているところです。

2016年はテーマは姫路北のにぎわい交流広場で課題を考え実践する。
2017年のテーマは大手前通りで課題を考えて実践する。

2018年のテーマは まちなかの緑を考えよう。

2016年から駅前でえきまえ里山や緑の取組を継続してきたものが、
今年のテーマに繋がりました。

まちなかの緑を考えることで、街にどんな変化が生み出せるか。
やりたいことは、ただボランティアで街中を緑化しましょうということだけではなく
それをすることで街がどういうふうに変わっていくかということも一緒に
考えて、今までやっていない面白い取り組みへと発展させていくことができれば
良いなと思ってます。

2016年、2017年は参加者として参加して、それぞれのテーマに合わせた
提案を考えてましたが、今回は講師としてこれまでの取り組みについてや
考えてきたことを共有する役割となりました。 
2018年の今年に決めて実現したいことは、自分で動けるプレーヤーが
育つ環境づくりと、街中の緑の課題の解決案とできる場を作ること、
それに加えて今後街中で緑の活動をしていくときの体制づくりや
情報発信なども合わせてできれば良いなと思ってます。

講師は
森の案内人、三浦豊さん。 
兵庫県立大学でランドスケープの研究をされている赤澤先生  

開催日
第1回目は 10月2日(火)です。 合計6回のゼミの開催。
それに加えて、チームでの活動という形になります。

申込みはメールで以下の内容を記載の上に応募ください
・名前
・年齢
・電話
・メール
・住所
・職業(所属先)
・まちなかの緑をこうしたいという気持ち

締切は9月25日(火)

一般社団法人 ひとネットワーク姫路
hitonethimeji@memenet.or.jp

鈴蘭台の家:石川友博建築設計事務所

いつも依頼頂く、石川友博建築設計事務所様から、紹介いただき、鈴蘭台の家の植栽が始まりました。

石川先生との縁はパーランドコーヒーから。
パーランドの植栽に関わり始めて、見に来られたときに初めて会ってから、いくつかかかわらせていただいています。

今回は神戸の鈴蘭台の家。
打ち合わせで全体の方向性を決めてから、芝生や土留が必要なところ、また土から出てきた砂利や石を使った土留など。施主さんがDIYで施工していただいています。
なれない作業なのに早くに施工していただいていて驚きました。

最近、庭を作る作業を一緒にやりたいという方が増えてきたように思います。 
リビングソイル研究所では、こういう声がある場合、できるだけ施主さんにも関わってもらうようにしています。
時代が変わり、かつてのように、庭を作るのは造園屋。維持管理するのも造園屋というスタイルは時代と合わなくなってきているように感じます。 もちろん大きな家や店舗などは少し違いますが、一般の住宅はできる限りそこで暮らす人が手入れをして、できない部分を補助するというスタイルがもっと定着してくれれば、町並みが変わる可能性があると思います。

設計:石川友博建築設計事務所
施工:笹原建設