えきまえ里山 JR姫路駅前 キャッスルガーデン


姫路市産業局主催の「マチヅカイ大学」に参加し、「エコな駅前づくりチーム」として駅前の緑の提案と改善作業を行いました。

JR姫路駅前のキャッスルガーデンは観光客や地元の人々にも目に止まりやすい駅前の一等地。その一角に植えられていた樹木が枯れていました。

キャッスルガーデンとそこの環境について
キャッスルガーデンはコンセプトとして、城と同じ木、鉄、石を使ったハードのデザインがされているのですが、植えられた樹木はよく使われるもので、姫路の気候に合ったものや、自生している樹木を使ってというふうに選ばれたわけではなく、流通のものを植えられています。暑さに弱いものが、暑くなる場所に植えられていたり、管理がちゃんとされていなかったり、土に植えられているのではなく、コンクリートのプランターのような状態になっていたり(下もコンクリート)、色々と問題があるこの場所を、姫路の自然を再現したような場所として、管理の仕方も含め、これからの街の緑の管理のモデルとなるようなものとして提案しようと思っています。

ハードは良いのに植物がもったいない!
キャッスルガーデン内の植物をどうにかできないか。そう以前から考えていましたが、行政管理の場所を気軽に触ることもできない。マチヅカイ大学は姫路市が主催。交渉すれば可能かもしれないということで、チームメンバーと一緒に提案。交渉しました。

弱って枯れつつあったソヨゴ
もともと植えられた木は株立のソヨゴ。12本幹を持ってきた樹木が、そのうち11本が枯れたままの状態。うち1本だけが残り、ひこばえが生えてきて弱々しく生きている状態でした。
この場所はJR姫路駅前。1日7万人以上の人々が行き交う駅を出てすぐの場所。この場所に枯れた状態の木をそのまま放置し続けることはあまりにもったいないものでした。

グループメンバーと共に話し合い、姫路駅前で市民も観光客も大勢来る場所。憩いの場でもあり、大勢の方が昼も夜も座って過ごす場所。大きな木があり、その木陰でくつろぐ雰囲気を作りたいという意見があり、姫路の里山の風景を再現する植栽をすることになりました。
姫路の植栽と言っても、ただ流通している樹木を植えるだけでは意味が無いので、姫路の里山に生えている樹木を使って、土壌改良や土の入れ替えなどが必要な場合は、全て姫路の材料d絵作られた土で、さらにメンテナンスはボランティアで私達のグループでするので、手入れがいらないようにする。
このようなコンセプトで「えきまえ里山」という名前の植栽をすることになりました。

スペースは2m×2m。場所柄大きな樹木の運搬は不可能なので、まずは人力で作業で切るサイズの樹木を山へ行って選びました。
植えた樹木は
植える樹木は最初に決めてしまい、

高木
コナラをメインに、
既存のソヨゴ
山採りのソヨゴ、

低木
春に紫の花が咲くコバノミツバツツジ
ナツハゼ
ネジキ
ユズリハ
アセビ
モチツツジ

下草
ヤブコウジ、コウヤボウキ、スゲ、タツナミソウ、

計16種の植物を植えました。

2017年11月8日の夜の様子。

植えられた樹木は1種類ユズリハが消えてしまった以外は順調に生育しています。約10ヶ月後ですが、樹木も生育し、これからこの場所にあった樹形を作っていってくれるでしょう。手入れは定期的に2ヶ月に一度位のペースで、作ったときのメンバーで集まってやっています。

2017年2月 みんなで作業して完成した直後の写真

さわる前の写真。 常緑樹のソヨゴ。葉がないのは枯れている幹。12本あったうちの11本が枯れて、下から新しい芽が出ていた。

市民参加で狭いスペースでもこれから植える植物が育つように土壌改良作業中。

作業中の様子を上から撮った

もともと植わっていたソヨゴの根鉢の土。全く根が出ておらず元の根は腐っていました。もともとの根が腐っていたから枯れた。キャッスルガーデン内の他の樹木も同じ状態だと思われます。

神戸新聞・地元メディア・ケーブルテレビ(WINK)などから取材を受けました。

排水の確認。コンクリートに囲まれて小さな排水口が1箇所のみ。この排水がちゃんと機能しているかどうか確認するために下まで掘り下げて、詰まらないように対策も施す。

2日目。植える植物についての説明。何をどこに植えるかもこの時に決めました。

完成後すぐ。

小さなお子さんを含め合わせて30名以上の方が参加してくれました。姫路駅に来たときには気になるようになったはず。

姫路市内にある植物を使うために山に掘り取りに。下見、植物選び、堀採り×2回と4回

メインで使ったコナラの堀採り。最初の樹高は3.8m