ソヨゴの生育改善のその後

ソヨゴの生育改善についてのお問い合わせをいただいた内容には、その後の生育はどう改善しているかを見てみたいという記述もありました。

その後がどうなっているかも知っておきたいことですね。

深植えされたソヨゴを移植したり植え直しをすれば樹勢は回復します。
ただ、枝先の方で傷んでしまっていたら、ソヨゴは枝先にまた新しい芽が出て樹形が回復していく事はありません。

樹勢が強いもの(それほど傷んでいないソヨゴ)は、抜いて植え直してもそれ以上進行しませんが、弱ってしまったもので、先に葉が出ていない、もしくは弱々しくしか出ていないものは回復しません。

今回の写真は株式会社ヤマヒロの「はりまの杜住宅展示場」で撮影しています。2017年末から関わり始めて、1年ちょっと。
昨年移植して約1年たった状態です。
まずは5本の太い幹が出ていた5m超のソヨゴの木。直る見込みがない幹が3本だったので、2本を残し3本の幹を切り落としました。
樹勢は弱かったので、そこまで回復はしていません。

ただ、植え直しているので、新しく萌芽しています。元気に育ってくれそうな芽が出ているので、この内の数本を育てて新しい幹に仕立てていく予定です。このように一旦弱ったソヨゴも下から新芽を出して新しい幹を作ってくれます。それをどう仕立てて作っていくかは、植えられている環境によりますが、はりまの杜の場合数本予備のものを残して仕立て直していくところです。

最初の状態

いくつか間引いた後。ここから育てていきます。

ちょうど一年前2018年の写真。移植したばかりのとき。

同じ木の2019年1月11日の様子。主幹の一部が枯れたので切り落としています。
この写真を見ていただければ下の方から新しい枝が順調に育っています。細くてまっすぐ育ったこの枝はもともと深植えされていたときに出ていたものですが順調に育ってくれているので、この枝が次の幹に仕立てていきます。

全景。深植えの影響は枝の出方にも出ています。先のほうでウネウネと曲がった枝。
傷んでいたり、深植えされたものは、こういった枝の出し方をします。

最後にモデルハウス正面のソヨゴ。3本並びでありますがこちらも同じように植え換えていますが、傷みはなく順調に生育しています。
1年間様子を見て、ソヨゴが直るかどうかは、植え直すタイミングの樹勢に大きく影響を受けると言えます。

傷んだ樹木の回復:ソヨゴの例

写真協力:はりまの杜住宅展示場 (株式会社ヤマヒロ)