研究の背景
少子高齢多死社会と公園管理の担い手不足
2025年以降 高齢者を中心に150万人以上が死亡する多死社会を迎えると予測。2030年には75歳以上の高齢者が人口の20%となる。
公園愛護会の担い手の主力は団塊世代。その方々が後期高齢者になり、管理活動はますます困難になっていく。
その現状を踏まえて、今後やっていくべき取り組みと方針を研究し実践して将来の道を示すための研究。
身近な小規模公園はあまり価値を感じている人が少ないということを念頭に初期は研究を勧めていく方向でしたが、市民向けのアンケートを取ると小規模公園、大規模公園いずれも重要性が高いということで公園の数自体を減らす方向に舵を切ることは難しいということがわかりました。
数を減らせず、管理者は減っていく。
そのような現状でどのようにすれば維持管理が持続可能な形にできるでしょうか。それを示すことが弊所に与えられた役割です。
2022年度の主な取り組みは
「グリーンロス」言葉を作り、公園で出るグリーンロス(緑における無駄やゴミなど)を削減するための樹木管理マニュアルを作ること
実際にそのマニュアルに示す管理を山野井公園(姫路市)で実践し、費用やかかる時間などを計測。実践が可能かどうかを示す
同じく山野井公園で地域の人たち向けに基本管理のレクチャーの機会を作る
ウィークリー姫路でアーカイブが残っています。
みんなの公園愛護会で取り上げていただいています↓