JR姫路駅前に数年前に出来た芝生広場。
その場所の芝が何度か植え替えても使う人が多すぎて枯れてしまう。
この場所を今後どうすればいいかということで、昨年夏ごろから行政と市民、専門家などの集まりで話し合いをしています。
年中使われていて、使われすぎて芝生がもたないので枯れていってしまう。それをどうすれば良いか。
公共空間に市民が参加して作っていくというのは、姫路駅前の開発のときと同じですが、当時は参加していなかったので、公共空間をつくるのに多くの人が参加すると合意形成が大変だと言うのを改めて痛感します。
それぞれ思うこと、見ているものが違うので、求めるものも違っています。
・芝生を張り直して芝を維持していく。
・芝生のエリアを制限し、舗装面積を増やす。
・全面舗装
というパターンが考えられていますが、それぞれ長所短所があります。
駅前のこの場所で芝が失敗して芝をやめるとなると、他の自治体でもやめようかとなるところが増えるだろうと設計の方の声。姫路駅前は他の地域からモデルとみられるほどのクオリティの仕上がりであり、グッドデザイン賞もとっているので、評価が高いので、影響力はあるそうです。
全面舗装にただするだけだと単調に。かと言って全面芝はもたない可能性が高い。
どういう風になるにせよ、決まってから、どうすればより良い環境を作れるかの部分で協力して
良い場所になって欲しい。
プロセスは面倒で時間がかかりますが、公共の自然との付き合い方が変われる可能性があるから
いい方向に進んでいってほしい。