加西のリノベーション 建築設計 カワイデザインワークス

2019年から2020年にかけて打ち合わせして進めたカワイデザインワークス設計のリノベーション案件
お客様より直接依頼いただき、既存の和風庭園が放置されてぐちゃぐちゃになった状態を整えることを提案しました。
敷地が広く、予算を考えながら、扱うのは難しい案件でした。多くの石が使われていましたが、そのまま残して使うとイメージが昔ぽくなってしまうので、
既存の石を現代でも違和感がないように使い直しました。
こういったことはよくあるのですが、現代で石を使う際には意味をもたせて使うことが大切だと思っています。
かつての和風庭園のように見立てで使ったり、それ自身を目立たせるのではなく、傾斜を止める、植物の生育のためになど、リビングソイル研究所で石を使う際には
殆どの場合、植物や地形的に意味がある場に意味のある使い方をするようにしています。
今回の場合、車が入ってくる場所ともともとあった石組み植栽の高さ調整に使っています。
外構計画はシンプルに門柱や塀を使って車が入ってくる場所や近所の方が通る場所と敷地を柔らかく区切るように計画しました。アプローチは真砂土三和土(工務店さんに施工していただきました。
最初の様子はグーグルストリートビューより

現場での打ち合わせ

石やもともとあった植栽を撤去したあと

上のストリートビューと同じ側植栽後

玄関に向かってアプローチなど

リノベーション設計:カワイデザインワークス
外構設計:カワイデザインワークス・リビングソイル研究所
植栽設計施工:お施主様 リビングソイル研究所
既存の石の配置据え直しなど :リビングソイル研究所