島根県立農林大学校: 特別集中講座2024年 農業基礎知識 環境調和型農業

2023年10月に続いて 島根県立農林大学校の特別集中講座へお招きいただきました。

環境調和型農業の土壌についての項目を担当です。

前回と同じく

13時から17時。

1コマ50分×4コマ分の講義を担当しました。

 

 

 

19歳くらいの学生が3分の1程度と若い参加者。

今回のフィールドワークは、地形の読み方や地形と土の状態の違いなどと堆肥づくりと堆肥について

堆肥舎と学校内の牛糞堆肥や腐葉土についての使い方や堆肥化についてのレクチャー。

堆肥について20分程度の時間ではなかなか伝えにくいのですが、ケースバイケースで入手できるものをうまく使えるように、今回の堆肥であれば…の使い方などをお伝えしました。

 

 

講座の案内は島根県のウェブサイトから↓https://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/kikan/norindaigakko/kensyu/index.data/tirasi.pdf

運営:株式会社マイファーム

会場:島根県大田市 島根県立農林大学校

ファシリテーター:出雲SPICE LAB 山田健太郎さん

 

受講生の感想 運営者のコメントを頂きました

講義については、受講生のほぼ全員が「満足した」「理解できた」と

回答しており、土壌の専門家からのお話に多くの刺激を受けたようです。

一部ではありますが、受講生からのコメントを紹介させて頂きます。

・土作りの重要性、難しさを改めて感じました

・雑草は生えたら抜かないといけない、土は耕した方が空気が入って状態がよくなると思っていたので、裸地が一番よくないというのは学びでした。

・緑肥や刈草堆肥は今後取り入れていけたらいいなと思いました。”

・地域の不要、もしくは余剰な資材を使って農地の土を良くしていけるよう、地域循環を含めて考えていきたいと思う。

・農地の周囲の環境見て、農地に適しているか確認する

・傾斜面は土壌侵食しやすいから、管理をちゃんと考える。

・土はちゃんと管理していると、例外なく黒くなる。”

・堆肥の再発酵を取り入れたい

・土作りで、環境コントロールができるほどの土壌を作れるようになる。

・堆肥の考え方を自分の農業に取り入れていきたい

・堆肥は積極的に作りたいと思いました。堆肥が難しい場合は緑肥でやっていきたいと思います。

・野菜の出荷作業で出た残渣を利用してできることはないかな?と思いました”

・農地選びの際は土をよく見てから決めようと思いました。

・除草や緑肥を上手く活用したりこうきするかいすうを減らした農業をしてみたい

・堆肥作りというより、全体的に周辺も含めて理解した上で自分にあった方法の堆肥作りが必要だと感じました

・土の良し悪しの判断方法を学べたので、自分の圃場の土の状態を五感を使って判断する練習をしてみます。

・将来的には刈草の堆肥化をしてみたい

・堆肥を購入する場合には、原料、作り方などをきちんと調べて分かるものを購入しようと思います。色んな土を見て自分の目を養うこともしたいです。

・ゲイブブラウンの本は自分も読みました。不耕起や自然農法も興味あります。今現在自宅畑で色々緑肥を育ててます。今ベッチの種を取りたいので伸びまくった草をそのまま栽培中です。自分がよく購入している市販の堆肥はややベタッとしたものなので、もみ殻(燻炭)や枯れ草をまぜて追発酵してみたいと思います

上記のように、コメントも質問も非常に前向きかつ、もっと学びたいというものが

多く見られました。

私個人としても西山先生が話される内容の重要さ、面白さに大変感動して聞いておりました。

また機会あればぜひご一緒させて頂けますと幸いです。