投稿者「西山雄太」のアーカイブ

質問:堆肥や緑肥の代わりに雑草をすき込むのはどうでしょうか?

質問:土壌改良の効果を期待して雑草をすき込むのは、堆肥や緑肥の代わりになるでしょうか?

A: 雑草も有機物ですし、根を土の中に入れていくという点では緑肥と同じです。その意味で土壌改良効果はあります。

ただ、有機物であればどんなサイズでも、どんなものでも同じではありません。
冬から春にかけて育つ雑草(ホトケノザ、ナズナ、オオイヌノフグリなど)は柔らかく小さな雑草なので、いくら育っても乾燥してしまうと返って来る有機物量は少ないです。例えばそれらの雑草が薄っすら農地を覆うぐらいのタイミングですき込んだとしても、
返って来る有機物量は少ないです。
緑肥・カバークロップとして種を撒いてあえて植物を育てる理由があります。
雑草と違い、生育や状態を想定できるので、次の作付けや、土の状態を改良していくためにこのタイミングですき込むなどをコントロールできるようになります。
例えば、ライ麦を秋に撒いて春まで育てると一面2メートル近いサイズの植物に覆われます。このような量の有機物をその季節の雑草で代替することはできません。

アグリイノベーション大学校 土壌学講義

先週に続き農業学校の関東校。農大キャンパスの広い講義室にいっぱい。150人ほど受講中のうちの120名ほどの受講だったそう。

半分以上が就農希望者。ここにスカウトにくれば地域に入る人増えそう。
身近では減っている?と思っていたけど、農業やりたい人は増えているんでしょうかね?。

講義は先週に引き続き土壌学。学問的なことはおまかせして実例とQ&Aを現場の話を中心に。

アグリイノベーション大学校
https://agri-innovation.jp/

農業を始めたい人が増えてきてるようです

農業学校の講師に呼ばれて京都へ。
農業の話は久々! 土壌学の基本的なものは伊賀ベジタブルファームの村山さんが担当。
実例などをまじえての話をリビングソイル研究所西山の担当しました。
来週は東京へ。


関わりだして8年を超えて受講生は関西で約50人。関東は150人もいるそうです。
農業を始めたい方が増えているのでしょうか!?

アグリイノベーション大学校
https://agri-innovation.jp/

キャッスルガーデンのメンテナンス

JR 姫路駅前広場 キャッスルガーデンの緑のメンテナンスを 行いました

慣れない面々での植栽のため ちゃんと終わってなかったなどの樹木が多く 傷んでいたり樹勢が悪かったりしていたのですが 大規模改修で 半分ぐらい植え直しなど行い 以前よりはるかにいい状態になりました。

ゴールデンウィーク中は キャッスルガーデン内で時間を過ごす人も多く 公共の場でこういう取り組みをすることへのやりがいを改めて感じます。

何より小さな子供がいる自分自身も子供連れでよく来る場所なので もっといい場所にしていければいいなと思っています。

協力:lyhty 黒木さん

深田造園 深田さん

ひとネットワークひめじ スタッフの皆様。

N様

I様

姫路駅前の植栽手入れ

明日5月1日の15時から姫路駅前の緑のメンテナンス作業をします。
仕事としてではなく、市民としての取り組みです。

お時間あれば参加ください。
場所はキャッスルガーデンです。

雑草をコントロールする方法

庭に土があると雑草が生えて抜くのが大変。手間がかからないような庭。

庭を手がける際にオーダーいただく際には必ず入る言葉です。

そもそも土目線での庭の提案を始めたのは雑草や手間がかかるの部分はスペースを狭く絞れば、雑草は抑えることができるというところから始まりました。

自然との対峙になるので、100%コントロールできるわけではないですし、環境によってはどうにもならないこともありますが、実際の成果紹介をします。

姫路市のカフェprland coffee。リビングソイル研究所のモデルガーデン。

こちらで2019年4月、約1㎡の面積内にどのくらいの雑草が生えているかを検証しました。

この手前の周辺でどの程度の雑草が生えているかを探してみました。

条件としては恵まれていて、南面に建物、板塀がある場所。

ここで生えていたのはカタバミ、ホトケノザ、カラスノエンドウの3種類。

この写真の雑草たち。

全く手入れをしなくてもいいはできませんが、手入れを最小限に抑えることは工夫次第

手入れできないと思っている人に、そんな大変ではないと関心を持ってもらえるようにしていきたい。

地域内でそだつ自生種を植えること

庭に植えるのであれば、地域内に生えている自生種を使いたいと言うのは昔から考えていましたし、少しずつ山採りできる場所から掘らせてもらってはやってきましたが、趣味でやっているレベルでしかありませんでした。

興味を持つきっかけは、土や農業技術に興味を持ったオーストラリアで、地域内の植生があまりに変わりすぎた場所を少しずつもともとの亜熱帯雨林苗木を育てて変えていこうという人が大勢いて彼らの話を聞いたり植林を手伝ったりした経験があったからです。

日本の本州は同じような植生でそこまで大きくは植生が変わらないのですが、違いを見ていて改めてその違いを実感するようになりました。

例えばコナラ。

ドングリの木ですが、日本国内にかなり広く分布するこの落葉広葉樹。

いつも卸からかって植える木と、近くの山の木との見た目は違うなと思っていましたが、改めて写真に撮るとその違いがはっきりとわかります。

塀の前太めの幹2本ともコナラ(別株)兵庫県宍粟市より

こちらも右より太い幹2本コナラ(同一株)

右より太い幹コナラ(九州産のコナラ)

買って使うコナラのイメージは幹が青っぽくつるっとしているイメージ。播磨のコナラのイメージはもう少しゴツゴツして黒っぽく縦の切れ込みが入っているようなイメージ、

同じコナラでも産地が違えば見た目も違う。気候風土も違うので、そういった違いもあるでしょう比較実験などしていないので、イメージではありますが、、、

ザイフリボクとジューンベリー

西洋ザイフリボク(ジューンベリー)は庭に植える植木としてよく使う木の一つですが、日本にも自生種のザイフリボクはあります。

違いをそこまで認識していませんでしたが、花の比較をするとやはり違いはありますね。

左ザイフリボク

右ジューンベリー

花弁の大きさ、枚数など違いがあります。

同じように使えるとは思うのですが、ザイフリボクはほとんど流通していない。生育が遅かったりするのでしょうか?

それも含め、地域自生種を育てたり植えたりすることを少しずつ考えています。

一人でできる範囲ではしていましたが、広がりがなく、結局流通に頼らないと庭木は手に入らないのが続いていました。流通のものをつかわなくなることはありませんが、地域内の樹種で使えるものが増えると選択肢も広がります。

今年は自生種を使えるようにするプロジェクトが動いています。果たしてどうなるでしょう

ピオレ姫路での展示

播磨ブランドラボでの出店が姫路駅前の商業施設ピオレ姫路で約10日間展示をしています。

今回は庭のコンセプト紹介の展示となっています。

ピオレラボの飾りのようになっていますが、リビングソイル研究所で提案する庭のコンセプトスペースとなっています。

近くに来られることがあればお立ち寄りください。

期間

2019年3月21日から3月31日まで