投稿者「西山雄太」のアーカイブ

2021年仕事はじめ

2021年本日から仕事はじめです。

年末年始はほとんどどこにも行かず、年始そうそうから、ご近所さんが長年育ててこられた水路沿いの植栽の手入れ。植え替えを引き継いでやったり、自宅庭の植栽のやり直しをしたり、モデルガーデンのPARLAND COFFEEの植栽の変更をしたりなど、気になっていたけど仕事しながらだと手を入れられなかったところを触りました

今年度は姫路市の公園の改革が進んでいく予定です。

雑誌の土特集が驚くべきほど残念だったことを目の当たりにして情報発信のすべを考えていかなければならないなと考えております

そっちのことを環境のこと庭のこと、公園などのこと植物のこと、今まで蓄積してきたことをしっかり伝えていくことをやらないと、これらの分野の日本の現状が不安になりました。。。

どう発信するか、これから検討していきます。今年度もそよろしくお願いいたします

リビングソイル研究所のおすすめ道具③:剪定バサミケースとゴムバンド

剪定バサミは使わないときは剪定バサミケースに入れて腰につけておくのを基本にしてください。
使っているとき以外に手でもっていると邪魔になりますし、使うた びにどこかにおいていたらハサミを探すのに時間がかかってしまいます。剪定した枝に埋もれてしまうこともあ ります。剪定ばさみを使う際には下で紹介するゴムバンドやベルトにケースを取り付けてハサミそこに入れて使うことを癖にしてください。
革製のケースを使っていますが、サイズが合えばお好きなものを探してください。
(特にこれがおすすめというのはありません)

ホームセンターで売っているフック部分が金属の黒いゴム紐(大体ヒモを扱うコーナーにおいてあります。
通常造園屋はベルトに剪定バサミケースを通して使うことが多いのですが、リビングソイル研究所おすすめは、ゴムバンドです。着脱が容易ですぐに外せますしベルトよりも締め付けが優しくストレスが減ります。長さは80 センチのものを使っていますが、体型によって変わると思いますので試しに試着してみてください。

リビングソイル研究所のおすすめ道具②:剪定用のノコギリ Silky Tsurugiカーブ

剪定用の鋸は高木の剪定・伐採。太くなった低木で使います。できればあれば便利です。
シルキーTSURUGIカーブの左利き用 210という型のものを使っています。
左利き用を使っているのは、腰の右側 に剪定バサミ、左側にノコギリをつけるからと言う理由だけです。

ハサミもノコギリも右側につけたい方は右利き用を使ってください。
剪定用ノコギリを買う際に注意して確認してほしいのは、刃の長さです。
TSURUGI カーブでいうと 210、270、300、330 という4種類の刃の長さがありますが、21センチから 33センチまで。
長ければ長いほど使いやすいかというと、そうでもなく、長いと持ち運びに邪魔になったり、ゴムバンドにつけているときに、足にあたって邪魔。
長くて使いにくいなどのデメリットもあります。 取っ手が同じなので替刃を変えれば短くすることはできますが、サヤの長さが変わらないので最初に購入する際に、ご注意ください。


私が使っている210 は最も短いタイプですが、太い枝を切ったり、細めの樹木の伐採などもすべてこれ1本で十分です。
長ければ少ないストロークで切れるのですが、普段の持ち運びにじゃまにならない長さがの方が優先なので、210を選んでいます。家庭で使うときには 210、270 の 2つのどちらかを選ばれればいいと思います。

リビングソイル研究所おすすめ道具:剪定バサミ ARS 120S-7

剪定バサミは種類が多く選ぶ際の基準もわかりにくいです。 リビングソイル研究所でおすすめしている剪定ばさみは ARS(アルスコーポレーション)の 120S-7 という剪定ばさみです。 プロが相当数の樹木を切っていても悪くない切れ味ですし、作りもシンプルで壊れたことはありません(これまで弊社でも5年以上は使っています。)

メッキ処理されているので、雨などで濡れても錆びませんし、取っ手が赤い色で目立つため、山の中や外で使ったときに、落としても目立つのでなくす心配も少なくなります。

ハサミの切れ味だけを考えれば、手打ちの鉄でもっと切れ味 の良いものはあります。ただ錆びやすく、雨の日は使いにくい、 落としたら鉄の色は自然に同化してしまいどこへ行ったかわからなくなります。

それを考えればこのハサミは長所も多くバランスの良いハサミと言えると思います。価格は Amazon、楽天などのネットショップで 3,500 円前後。
少し一般向けとしては高額かもしれませんが、ハサミは使う頻度が高いのでストレスがなく使いやすいものを持っておくことをおすすめします。

樹木を剪定したりして使った後は、毎回刃物クリーナーなどを使ってきれいに拭き取っておいてください。ヤニが溜まって黒ずんできたら動きが悪くなりますが、毎回拭いていたら一般家庭であれば一生使う事ができるはずです。

街中のゴミを土に還る形にすること

2020年12月14日 リビングソイル研究所 資源循環型管理の講義

資源循環型都市管理について2020年12月13日姫路市公園部の皆さんが、リビングソイル研究所の退避施設の視察見学に来られましたこれから取り組んでいくことについて、実際にやっている取り組みを見たいということで、15名の方が来られました公園部の皆さんに加えて、ゴミの担当されている環境局の方も来られました

リビングソイル研究所では、自社で出した緑の廃棄物は全て堆肥化、炭化、チップ化、薪にするなどいずれかの手法ですべて次に繋がるような形を作っています。
ゴミとして捨てるとお金をかけて燃やされるだけです。
堆肥として生まれ変わらせてた別の場所の土壌改良に使う。
太めの枝は堆肥化するのが時間がかかるため無煙炭化器を使って炭にする。
その炭はまた現場の土壌改良で使用します。
チップにすることはあまりありませんが細い枝もいくつかはジッパーを使ってチップにすることもあります。
手間がかかるためほとんど実行していません。
最後に太すぎる幹の部分は薪として活用できる形にしています

小さな取り組みですが、少人数でやっている事業でもこういったことは可能です、これを行政がやっている大量の有機物を上手く循環させていくことができれば、今まではただのゴミとして燃やしていたものを資源として土地に返していくことができ、土地の機能が高まり、購入する資材が減り、いいことづくめ

そんな話をしたのですが、すぐに全てができるはずはないので一つずつです。現業の人達が何か出来そうな事を持って帰ってもらい取り組みを考えてもらい、モデル公園で実証する予定です。

公園の取り組みは自分1人でできることではありません

できるだけ多くの人ができる形を作り、少しずつ数年かけて形を作っていければいいなと思っています

いよいよ形づくり第一歩:緑の廃棄物計画(Green waste project)
ゴミとして捨てられている有機物の最も良いリサイクルの形を作るのは、オーストラリアにある緑の廃棄物という枠組みを作るのが一番理想的だと思います。

今は燃えるゴミ、プラスチックゴミ、その他資源ごみという枠組みになっています。
落ち葉などは燃えるゴミ。大きな枝などは粗大ごみの日に捨てられています。
これらのゴミはそのままではリサイクルすることはできません。

これらをリサイクルしようとすると、法律や条例などに引っかかる可能性もあります。
理想を言えばゴミの枠を一つ増やし、緑の廃棄物というような枠を作ります。

その枠のゴミは刈草や落ち葉、剪定枝などです。それらのゴミを、最初から分別して緑の廃棄物の日にゴミとして出せば、リサイクルは簡単になります。
その先には生ごみなどその他の有機物のリサイクルも可能になるかもしれません

ほとんどの有機物はリサイクルできますが、生ごみは匂いや虫の発生など少しハードルが高いので、緑の廃棄物がリサイクルされた次のステップとして用意しておくべきだと思っています。

これらのことを姫路市の行政の方々にお伝えし、できることを考えていただいているところです。
SDGsや、ESG投資、地球温暖化や環境問題など、社会の情勢が、この取組が必要なことを物語っています。
さらに土に還すこれらの取り組みは初期コストが低くすみます。
まずは姫路市で実現し、しっかり日本全体に取り組みを広げていければいいなと思います。
それぞれの土地で発生した有機物が還るような形が出来れば土の機能がそれぞれの場所で高まっていきます

姫路市の前にも国土交通省でも取り組みをしていただいていて、仮草を使った堆肥はもう既に6,7年の年月が経って現在も継続中です。その取り組みは行政の担当者の方が移動すれば移動した先でも展開されていきます。
ちゃんと原理原則に基づいた堆肥づくりであれば焼却コストよりも安く堆肥化することができます

公園設計についての講義 緑の扱い方と配置など

姫路市公園整備課の整備(新規の設計など)の方15名の方々に向けに公園の緑についてや公園設計についての話をする機会をいただきました。
新しく公園整備をすることが厳しくなってきている現状。 以下に小さい公園での緑の計画をしていくかという話を良い実例をスライドでまとめて伝えました。
いい公園を示し、現状の問題点を指摘。 その間隔を詰めていくことを、今後の取組としてもらう。 
設計自体が変われば、手入れの手間、費用も変わります。 
民間との連携による公園PFIなどによって新しく予算が増える事はありえるかもしれませんが、予算が増える予定がない現状。節約の思想ではよくできないので、やること自体を大きく変えていく必要があります。 
現場だけでなく、設計などをする担当の方にも考え方をしっかり伝えて良い計画をしていただけるようにしていく必要があります。

今回の公園部の方の意見を聞いていると、実際の設計はコンサルに投げることになる。ただコンサルの人の専門知識に対して姫路市としての要望(姫路市は公園(緑)をこういう方針にする)が必要でそれがあれば随分変わりそうです。

行政としては税金を使って作ってきた公園をいきなりいらないからって言って大きく変更するということもなかなか難しいということ公務員のみなさんはやはりそういう思考を持って仕事をされてるんだなぁという難しさも感じます。

20年30年先のことを考えるとしっかり今できることをやっていくことは必要です公園設計の際、緑の配置などの計画の際に必要なことをその場でお伝えしたことも、コラムで少しずつ書いていきたいなと思います

ただ、かっこよく公園を作るという意味ではなく。税収が減り、人口が減っていくこれからの姫路市の公園のあり方としてはどのような形が理想的か、当然反対の声もあるかもしれませんが一つの比較対象として、しっかり提示して、実例をモデルケースを作って実例をつけ、作り提示していきたいと思います

なぜ市の公園改革に取り組むのか。

リビングソイル研究所の西山です。
弊社では現在兵庫県姫路市の公園の改革に姫路市公園部と共に取り組んでいます。
なぜ公園改革に取り組むかということを交えてまとめておこうと思います。

もともとリビングソイル研究所という形で仕事をしている理由は、日本全体的に自然資源としての土の扱い方に問題があり、それを変えていくことで、経済的(コスト減)にも景観的にも環境的にも好影響を与える事ができ、日本にとって大きな好影響を与える事ができることだと考えているからです。

そのため事業領域は農業や庭(造園)公共の場の設計施工、植物の樹勢回復から有機物資源のリサイクルなどに取り組んでいるのですが、一人ではできることに限界があります。

一方、自身が住む街(姫路市)を住んで感じること、小さい子どもたちがいて公園に連れて行ったり、街を歩いていて感じることは、やはり現状の都市部での自然との付き合い方がうまいとは言えず、居心地の良い外空間があまりに少ないと感じます。

公園・街路・その他の都市部の自然どれもが扱い方を変えればもっとコストを削減しながら、よりきれいで、その場所を使う人にとって気持ちいい空間に設えつつ、手入れも減らす事ができる。庭や大きな施設の設計や施工に関わっている中でよりそれを強く思います。

街への貢献にならないかと姫路駅前でボランティアプロジェクトをやったりもしていましたが、なかなかそれから次につながらなかったのですが、2020年に入ってから公園部からお誘いいただき、公園を変えていくのにアドバイスをしてほしいと依頼をいただきました。
プロジェクト1 https://livingsoil.jp/cases/242/
プロジェクト2 https://livingsoil.jp/cases/803/

一人でできることはたかが知れています。現場の人たちや公園部の人達皆さんにしっかりこの方向が良いというふうに思っていただければ、都市部の緑が変わっていくはずです。
1年ですぐに成果は出ないと思いますが、2年、3年と継続できれば日本の自治体で他にはない取り組みとして形を見せられるはずです。

姫路駅前のプロジェクトを2016年に始めたときにも同じことを考えていましたが、今も姫路市の強みやイメージを都市部で自然との共生がうまくできている自治体という認識につなげ、移住したい街と思われる街に変えていけるのではないかと考えています。

姫路市で3年かけて形を作り、それが他の自治体に真似をしたいと思われる先進的な取り組みにしていけるように、これまで培ってきた経験や技術を街に使って行きたいと思います。

天竜焼杉の家の紹介ムービー

2020年11月に外構計画、植裁を担当しました天竜焼杉の家(建築設計:クオホーム)のルームツアームービーをクオホームの本田さんが作ってくれてましたので共有します。

動画はよりイメージが伝わりやすいですね。

設計施工:クオホーム
外構設計:クオホーム
プラン&植栽:リビングソイル研究所
撮影編集:本田準一