おすすめのガーデンツール No.5 :タフヌリ君300mm:株式会社 石井超硬工具製作所

おすすめのガーデンツール: no.5
名前:タフヌリ君300mm(モルタルコテ)
制作会社:株式会社 石井超硬工具製作所
おすすめ対象の方:プロ、一般の方で自分で植栽される方
試した数:10前後
使い始めた時期:2014年頃〜
価格:2500円から3000円くらい

樹木を植えるときに一般的に使われる道具ではないですが、リビングソイル研究所ではずっと使っている道具です。

ここに挙げているマグネシウム合金製のタフヌリ君を使い始めたのは、これもまた最近です。それまではプラスチック製の「ヌリピタ君プラス」というプラスチック製のものを使っていました。

使う頻度としては植栽するときには必ず携帯して使っています。植栽するときに、植物が健全に生育するように植えようとすると、ほとんどの樹木がスコップのような荒い作業向きの道具でなく、手元で微調整しながら植える必要があります。(植え方について多くの新しい気付きがあるのですが、それは
また別途書きます)
柔らかい土であれば移植ゴテのように掘ることもでき、水ぎめ、土ぎめの際に押すように使えます。また土の高さや勾配を微調整したりなど、植栽時にはかなりの頻度で使っています。

これまではプラスチック製を使っていたのですが、プラスチックは消耗が激しく、折れたり、割れたり、ちびたりと一年に1本ずつくらいは使えなくなっているので、定期的に買い足していました。最近、マグネシウム合金製の軽くて丈夫なものがあるのを知ったので、こちらに切り替えてみました。

木鏝、その他のプラスチック製のものも大体市販されているものは試してみましたが、弱かったり、柄から外れたりとどれも長期使用に耐えられませんでした。
ほぼ毎日使っていてヌリピタ君プラスは1年程度使うことができたのですが、マグネシウム合金製のこれなら、もっと長期に渡って使えるかなと思いってます。
マグネシウム合金製の良さ
・強度があるので、移植ゴテ代わりに使うにはより使いやすくなっています。(移植ごてはいらない道具かもしれません)
・耐久性(使い続けて試しているところです)

1点だけ残念なところがあります。プラ製でサイズを色々と試してみて、27センチサイズのものが最も使いやすかったのですが、マグネシウム合金のこちらは30センチ、40センチの2種類しかなく、大きいので携帯性が下がります。

左官仕事のようにずっと手に持っているわけではなく、コテから手を離す機会が多い植栽時には小さめのが使いやすいと思います。
1年位試してみて、もしかしたらプラ製に戻るかも、しれません。

コテを忘れた日は植栽作業の進行が遅くなると思うくらい必須な道具となっています。使わない方のが多いと思うので、慣れの問題かもしれません。大量の本数を植える生産の現場などでは使う必要がない道具でしょう