地域内でそだつ自生種を植えること

庭に植えるのであれば、地域内に生えている自生種を使いたいと言うのは昔から考えていましたし、少しずつ山採りできる場所から掘らせてもらってはやってきましたが、趣味でやっているレベルでしかありませんでした。

興味を持つきっかけは、土や農業技術に興味を持ったオーストラリアで、地域内の植生があまりに変わりすぎた場所を少しずつもともとの亜熱帯雨林苗木を育てて変えていこうという人が大勢いて彼らの話を聞いたり植林を手伝ったりした経験があったからです。

日本の本州は同じような植生でそこまで大きくは植生が変わらないのですが、違いを見ていて改めてその違いを実感するようになりました。

例えばコナラ。

ドングリの木ですが、日本国内にかなり広く分布するこの落葉広葉樹。

いつも卸からかって植える木と、近くの山の木との見た目は違うなと思っていましたが、改めて写真に撮るとその違いがはっきりとわかります。

塀の前太めの幹2本ともコナラ(別株)兵庫県宍粟市より

こちらも右より太い幹2本コナラ(同一株)

右より太い幹コナラ(九州産のコナラ)

買って使うコナラのイメージは幹が青っぽくつるっとしているイメージ。播磨のコナラのイメージはもう少しゴツゴツして黒っぽく縦の切れ込みが入っているようなイメージ、

同じコナラでも産地が違えば見た目も違う。気候風土も違うので、そういった違いもあるでしょう比較実験などしていないので、イメージではありますが、、、