2017年度に一般社団法人国土政策研究会 公共空間の「質」研究部会 まちなか広場賞審査会が主催するまちなか広場賞という賞にて、姫路駅北にぎわい交流広場が大賞に選ばれました。
管理の取組についての評価もあり、昨年度の「えきまえ里山」も管理面の評価に繋がったようです。
http://publicplacestudy.org/2017/08/01/【第3回「まちなか広場賞」-受賞結果-発表/
以下ウェブサイトより引用します。
【大賞】姫路駅北にぎわい交流広場(兵庫県姫路市)
【特別賞】品川シーズンテラス(東京都港区)
【特別賞】富士山本宮浅間大社 神田川ふれあい広場(静岡県富士宮市)
【奨励賞】くらす広場(東京都稲城市)
【奨励賞】左近山みんなのにわ(神奈川県横浜市)
【奨励賞】ファーストスクエアガーデン(東京都千代田区)
< 総 評 >
広場が生まれたプロセス自体を最も高く評価しました。当初、市から提示された計画案に対して地元が対案を出し、多様な人々が関わりながら多くの時間と濃密な議論を経てそれが実現されたというプロセスは、広場としての価値に留まらず、都市計画の観点から見ても日本における数少ないアドボカシー・プランニングの実現事例であると言えます。
豊かな日常の利用シーンも、綿密に設計された空間デザインや運営の仕組み、隣接する店舗等の機能との相乗効果によって生み出されていることが理解でき、広場が大いに利用されている状況が街にとっても波及効果を与えている点が素晴らしいと感じます。
このような状況を維持・発展させるための鍵である運営体制がきちんと構築され、豊かな広場のシーンが今後も末永く持続されることを期待します。
(園田 聡:都市コンサルタント[都市デザイン])