姫路城の少し西に行ったところにある城の西公民館。
そこにはホタルの観察会や七夕など地域のイベントを開催する外広場がある公民館があります。
植えられた樹木を毎年剪定する程度の手入れでしたが、今後より活用の幅を広げたり、生き物の多様性を育むばとして外の広場を生かしていきたいという依頼を地域の方からいただき、外の空間をさわりました。
現状は、雑な剪定により傷んだ樹木、イラガなどの虫も毎年大量発生している様子。枯れたものもあるし、ヘクソカズラやカヤツリグサなど、あまり触られていないところによく生える雑草が多く生えている環境でした。
当然ここの外を専門的に手入れをしてくれる方が常駐するわけでもないので、手入れはできる限り簡単にできるようにしなければなりません。
真ん中に流れる流れや既存の樹木を活かしながら、植物の生育環境の改善、手入れが容易になる環境の作り直し。必要な道具を揃える。など形を考えて地域と協力しながら、作った意味のある使われる外スペースにしていけるようにしていく予定です。管理費用自体も大幅に削減。手間も削減できるので、コスト、見た目、生物環境など、改善効果は様々な面に及びます。
追加で植えた樹木できる限り多様な種類のものを入れています。地域に自生するものを中心に。季節の変化が出るように
マンサク
コマユミ
カマツカ
ガマズミ
コバノミツバツツジ
ほか
下草
オミナエシ
ミソハギ
キキョウ
リンドウ
ツリガネニンジン
ほか
2020年4月の時点での様子。ビフォー