2023年6月に施工。設計の中島さんから紹介されて関わらせていただきました。
周辺の田園風景に佇む、昔から使われてきた石州瓦(赤瓦)の建物。現代では「古いもの」と敬遠されてしまっている赤瓦を使った建築。
古いものを現代の建築で使えばとても良く映えることが改めてよくわかった建築です。
外構・植栽は作り込まず、身近にある素材でできるだけ汎用性のあるものを提案しています。
建築では瓦チップを砂利として使う、ポーチなどは瓦タイル。と特殊なものを使いながら、外構では特殊なものを使用せず、近くで入手可能なものを使い分けています。
石は駐車スペース、雨落、建物周り、人が歩くスペースとサイズを変えて単調で平坦にならないように使い分けをしています。 質感の良い石で様々なサイズがあったので、それぞれを使い分けています。
植栽は、建物が平屋なので、それほどサイズが大きなものを使わず、建物のサイズに合わせたサイズのものを使っています。建築の設計で周りの景色をうまく切り取って見せることができるので、それを邪魔せずに景色を作る配置にしています。
建築設計:中島祐三建築設計事務所 坂田工務店
建築施工:坂田工務店
外構設計:中島祐三建築設計事務所 坂田工務店 リビングソイル研究所
植栽と外構:リビングソイル研究所