正しく植える:常緑ヤマボウシの例

正しく植えることは、樹木の良好な生育にはとても重要なことです。

土の状態や、改良材の質なども重要ですが、優先しなければならないのは植え方です。

特に庭木、植木を植える際には必須です。

もし何もしないまま、本やインターネット、園芸番組の通り植える、樹木によって様々な反応が出ます。

虫による食害、生育不良。枝先から枯れてくる梢枯れ。

常緑ヤマボウシの例で説明します。

常緑ヤマボウシ

生育は少し弱く、枝先の芽の出方が弱いです。この木を植えていきます。

麻布を外した状態

根がしっかり出ている根鉢だったので、麻布を外します。

強めの圧の水、熊手、鎌などで土を削っていきます
新しい根が出でいますが、上の方からは少なく、少し下の方から多く出ています
土を削ると上向きの根が大量に出ています
適正な位置になりました。幹は根に近くなると太くなります。それを目印にします

この状態でしっかり根鉢に土を擦り付けて完了です。生育を始めると、樹勢はしっかり戻っていくことでしょう。