姫路マチヅカイ大学 2017

昨年受講して、「えきまえ里山」というテーマでJR姫路駅前のキャッスルガーデンの植物を使った姫路の景色をつくるきっかけとなった「姫路マチヅカイ大学(姫路市産業局主催)」の今年度版が始まりました。

今年度のテーマは、今再整備を行っている大手前通り。ここにどのような課題があり、何をするべきかを考える勉強会です。

昨年チームメンバーとおこなった「えきまえ里山」は1回やって作っておしまい。ではなく、継続して管理を続けていくものとして企画して進めました。

そのプロジェクトも継続しながら、より進んだ形のみどりの管理の仕組みを作りつつ、今回の大手前通りでもみどりのあり方を提案することで、点から線に波及すれば良いなと思っています。

今回のプロジェクト
上にも書いたとおり、大手前通りは新しく再整備が進められているところです。
そこには市民花壇というスペースが約400平米の広さで作られます。
そこでの予定は市民がボランティアで年4回、花を植え替える。という計画。
ただ、その形で町並みがきれいになるのか。土の管理など、花が育つ環境を整備しながら継続は可能か。など様々な切り口で考えても、継続が難しいのではないかなど、疑問点が多くあります。
このスペースをモデル的に、姫路市にふさわしい、居心地のいい気持ちの良いみどり。季節を感じるなど。そういったものにしたいという提案をしました。

きれいに植物を維持管理する予算がないなか、人口減、税収も減り、緑のあり方は考え直さなければならない時期にきています。そこでただ、美しい地元の自然を再現というだけではなく、緑の管理の仕組みまでトータルで作り上げていく。全体は無理だとしてもより良いものを作れるように、どこまで進めていけるか。
今回のプロジェクトで進めていく中で、どうなるかはまだまだわかりませんが、目指すものより良いかたちが生まれていくと良いなと思っています。

自分の頭の中では理想的形はできていて、これをどこまで現実に結び付けられるか。
これには一人では到底ムリなので、チームのメンバーの方々、昨年度のチームのメンバーの方々皆さんの力を借りて一緒に作り上げていきたいです。