姫路市の公園を変えていく② 四季を感じる空間に変えていく

前回紹介したように公園に対する改善要望で乳幼児を育てる保護者(姫路市在住)へのアンケート結果。一番多かったのは木陰が欲しい(27%)
次に多かったのは、桜や紅葉、落ち葉などの季節感を感じる公園
というものでした(23%)
翻って現状の公園は季節感を感じるような空間かというと、桜が植えられていたり、ケヤキの紅葉だったりは季節感を感じるものですが、基本的にあまりそういった設えはされていません。
常緑樹を外周に配置されているところが多く、真ん中は真砂土のグラウンド。改善要望という声はアンケートでは聞かれます。
しかし日常的に姫路市に届く要望はというと年間42,264件の要望の大半がゴミの回収が18,118件(42.87%)と、あってほしい理想の姿と現実のすぐに解消してほしい要望は全く違っています。
桜や紅葉、落ち葉などの季節感を感じる公園にしていこうとすると現状の形から大きく変えていく必要がありますが、公園のリノベーションのような方向性はほとんどありません。
この要望についてもモデル公園では少しずつ変えていきながら、地域やユーザーの意見もまとめていく予定です。